光が変わると、色の閾値は何を拾い間違えるか

TAP TO SWITCH · 3 FINDINGS

白い光でさえ、彩度の線引きは重なる

基準の白い写真から決めた、赤の彩度(鮮やかさ)の数直線。拾うべき赤の下限より、拾うべきでない物の上限のほうが大きい。間の区間で両者が重なり、どこに線を引いても間違える。

0.747 赤の下限
0.800 非赤の上限
S = 0.60S = 0.90
重なりの正体:同じ赤ブロックでも、光を受ける上面は鮮やかさが落ち、青の明るい上面と数直線上で近づく。色相(色合い)だけは赤3.7°・青206°で離れており、分けるなら色相を使うしかない。

明るさが変わると、赤HSV式が青の上面を拾う

白い光で合わせた赤検出(HSV方式)が、青ブロックの上面を「赤」と判定した画素数。各1万画素中。閾値は同じ、変えたのは光の明るさだけ。

9,997
暗い白
7911
10,000
明るい白
7912
0
基準の白
7913
0
オレンジ
7914
上面だけが化ける:青の側面は全条件で0のまま。光が強く当たる上面は色が抜けて赤みを帯びた灰色になり、色相が赤の範囲へ滑り込む。面ごとに壊れる。

オレンジ光で、赤RGB式が画面の96%を拾う

画面全体のうち「赤」と判定された割合。式を切り替えて見比べる。

2.1%
暗い白
7911
2.3%
明るい白
7912
1.9%
基準の白
7913
96.3%
オレンジ
7914
逆の壊れ方:明るさ変化ではHSVが壊れ(②)、色かぶりではRGBが壊れる(③)。同じ「赤検出」でも弱点が別の場所にあり、どちらも万能ではない。