サービスロボット導入シミュレーション #1

配膳ロボット、何台入れたら店は変わる?

飲食店のピーク時間を SimPy で再現しました。店のタイプ・ロボットの使い方・運び方を選ぶと、各条件40回ずつ回した平均が表示されます。

数字はすべて仮置き(試作 v2)
1. 店を選ぶ
2. 条件を選ぶ
フロアのスタッフ
配膳ロボット
ロボットの使い方
混み具合

1往復で回る卓(段の数)

受け渡し口で待っている料理を、段の数までまとめて載せ、近い卓から回ります。

デザート・ドリンク(倒れやすい物)

パフェの上が落ちる、ドリンクがこぼれる心配がある物です。

ロボットの台数を変えると

使い方を変えると

運び方を変えると

スタッフを1人減らして、ロボットで店は回るか

混み具合・使い方・運び方は、左の条件と同じです。

減らす前のスタッフ(ロボット0台)
代わりに入れるロボット

どの店で、どの使い方が効くか

前提にした数字(すべて仮)

    この試算で扱うのは、店の図面がなくても答えられる「時間・順番・数」だけです。通路での鉢合わせ、人やロボット同士の接触、揺れで料理がこぼれる・倒れるといった「空間と動き」の話は Unity で扱い、その結果を一時停止・立ち往生の数字や、ロボットに載せる物の決まりとしてここに入れます。

    まだ入れていないもの:厨房の処理能力の上限、ドリンクバー周りの混雑、ロボットの充電、ロボットが自分で皿を下げる方式(アーム付き)。

    この試算で扱う範囲(SimPy と Unity の分け方)
    • 決め方は1つ:店の図面がなくても答えられる問いか。
    • 答えられる問いは、この試算(SimPy)で扱う:何分待つか、何台要るか、誰が何を運ぶか。
    • 答えられない問いは、Unity で扱う:どの通路で鉢合わせるか、人に当たって揺れる・倒れるか、どれくらいの揺れでパフェの上が落ちるか。
    • Unity で測った数字(一時停止・立ち往生の起きやすさ、ロボットに載せてよい皿)を、この試算の入力に戻す。試算の形はどの店でも同じで、店ごとに変えるのは入力の数字だけ。
    使い方のもとにした事例
    • 上げ膳だけ:ガスト(2023年の取材で上げ膳だけと説明。エイイチの店舗での見聞とも一致)、焼肉きんぐ(食材を届ける用途)
    • 下げ膳にも使う:サイゼリヤ(用途の8割が下げ膳)、ブロンコビリー(配膳は人、下膳専用)、JR九州ステーションホテル小倉(洗い場が遠いので下げ膳専用。スタッフがスマートウォッチでロボットを席に呼んで載せる)
    • 巡回回収:焼肉の和民・かみむら牧場(席を回り、客が空いた皿を載せる。片付け時間27%減)
    • 1往復で複数卓:画面に「4番|1段目」のように卓と段が出る機種がある(店内の映像から)
    • 料理の種類で使い分け:びっくりドンキー・和食さとではデザートやドリンクを運ぶときに使っている(店内の映像から)。逆に、倒れやすい物は人が運ぶという分け方もありうる