配膳ロボットの導入を考える飲食店と、
提案するメーカー・販売会社の方へ

配膳ロボットを、
導入前に自分の店舗で
シミュレーション

店舗の図面と人数から、何人で回るか・どこで止まるか・月いくらかかるかを出します。

自店の条件で試算を相談する

導入後のつまずきの多くは、導入前に分かる

試算と3Dの店舗で、実際に出たつまずきです。どれも、店舗の形と使い方の決め方で結果が変わりました。

3Dの店舗を斜めから見たところ。席は客で埋まっている
試算で入れたのに、人が減らない2台入れても、99条件のうち45条件で、店舗が回る最少のスタッフは同じ。ロボットが運ぶのは料理だけで、片付けと案内は人に残るため。
3Dの店舗の入口とレジのまわりに、客とスタッフとロボットが固まっている
3Dの店舗で会計の列で、ロボットが止まる会計に並ぶ客がロボットの通り道に立ち、レジのまわりで112回止まった。列と通り道を離すと31回に。
料理の受け渡し口の横で、ロボット2台が待ったまま、スタッフが料理を運んでいく
3Dの店舗で人が先に運び、ロボットが遊ぶ料理が出てくるカウンター(受け渡し口)の横にいるスタッフが先に運び、ロボットが運んだ料理は約3割。ロボットに先に割り当てる決まりにして約7割に。

導入前に分かる3つのこと

何人で回るか

店舗と混み具合を選ぶと、ロボット0〜3台ごとに、店舗が回る最少のスタッフが出ます。標準ファミレスの普通の混み具合では、何台入れても3人のまま。大型店や焼肉の食べ放題では、1人減る混み具合があります。

「店舗が回る」は、席が空いているのに片付けや案内が追いつかずに待つ時間が、平均10分未満のこと。ロボットは料理を運ぶだけで、1往復で3卓まで回る前提です。

どこで止まるか

試算の店舗を3D(Unity)で建て、スタッフ・客・ロボットを動かして、止まった回数と場所を数えます。直し方を決めたら、同じ店舗でもう一度走らせて確かめます。

細い通路の入口で、ロボットどうしが鉢合わせ79→0回
レジのまわりでロボットが止まる112→31回
同じ店舗を、真上・正面・横・斜めの4つの視点で同時に見る。左上の枠(キッチンのモニター)に、ロボットとスタッフがいま何をしているか、止まった回数が出ます。

月いくらかかるか

ロボット2台を月額で借りると月14.4万円。1人減って浮く人件費は月14.1万円で、差し引きは月−0.3万円です。条件と、人件費以外で変わることも並べます。

  • 昼と夜に4時間ずつ減らせたら+13.8万円/月
  • 買って補助金を使う大型店(8人 → 6人)+21.7万円/月
  • 人数そのままで、1人が歩く距離約40%減

1人減ったときの、ひと月の差し引き

−0.3万円/月
ロボット2台の費用14.4万円
浮く人件費(1人)14.1万円
ロボットは1台 月60,000円・保守10,000円・充電2,000円。人件費は混む2時間 × 1日2回 × 30日 × 時給1,177円(2026年度の最低賃金の全国平均・社会保険などは入れていない)。補助金は省力化投資補助金(カタログ注文型)で、補助率は1/2以下。条件があり、使う製品が対象かはカタログと公募要領で確かめます。

答えは、店舗の形で変わる

同じ2台でも、入店待ちの縮み方は店舗ごとに違います。近い店舗の数字は、自分の店舗の答えになりません。

定番の郊外型の平面図
定番の郊外型 19卓・スタッフ2人・1時間19組 2.7→1.8分
効率重視・入口が角の平面図
効率重視・入口が角 42卓・スタッフ4人・1時間42組 4.0→1.1分
効率重視・小さめの店舗の平面図
効率重視・小さめの店舗 28卓・スタッフ2人・1時間28組 10.8→3.7分
ゆったり・入口が正面の平面図
ゆったり・入口が正面 46卓・スタッフ4人・1時間46組 7.6→2.2分
ゆったり・入口が横の平面図
ゆったり・入口が横 38卓・スタッフ3人・1時間38組 7.8→3.5分
通路を狭めた効率重視の店舗の平面図
通路を狭めた効率重視の店舗 42卓・スタッフ4人・1時間42組 4.8→1.1分

数字は入店待ち(ロボット0台 → 2台)。スタッフは試算の初めの人数、混み具合は普通。寸法はすべて仮の値です。

まず、近い店舗で試す

条件を選ぶと、その場で数字が変わります。自分の店舗の形で出すときは、下の流れで頼めます。

試算を全画面で開く 1つの条件につき40回計算した平均です(全16,425条件)。

頼むときに送るのは、図面と人数と混む時間

  1. 図面と条件を送る店舗の図面(写真と寸法でも)、卓の数、スタッフの人数、混む時間、ロボットの使い方
  2. 図面に起こす卓・通路・受け渡し口・レジ・待機場所を、試算と3Dの店舗で使える形にする
  3. 試算するロボット0台から何台までで、店舗が回る最少の人数・待ち時間・費用を出す
  4. 3Dの店舗で走らせる通路・レジ・受け渡し口で、止まる所と回数を数える
  5. 結果と直し方を返す下の4つをまとめてお返しする

受け取るもの

  • 何人で回るかロボットの台数ごとの、店舗が回る最少の人数と待ち時間の表
  • どこで止まるか3Dの店舗で止まった所の図と、走らせた動画
  • どう直すか待機場所・通路・会計の列・ロボットの使い方の直し方
  • いくらかかるか月額と購入の費用、浮く人件費、補助金の目安

店舗は「入れるか」を、提案する側は「どう入れるか」を決める

飲食店の経営者・事業責任者

  • 入れるか、何台か、どの使い方か
  • 人件費と補助金で、費用が合うか
  • どの店舗から入れるか

配膳ロボットのメーカー・販売会社

  • 提案先の店舗での、人数と費用の根拠
  • 導入前に、通路・待機場所・会計の列を決める
  • 導入後の「止まる」相談を減らす

この試算で言えないこと

  • 数字は、公開されている導入事例とメーカーの仕様をもとにした仮の前提です。実際の店舗で測った値ではありません。
  • ロボットなしでは、3Dの店舗と試算の料理の待ちが平均0.2〜0.4分の差で合いました。ロボットを入れたときの差は、原因を分けて調べている途中です(LOG367)。
  • 実際の店舗で数えた値が入るほど、前提を直して合わせていきます。数えるための観察シートも公開しています。

図面と人数を送ってもらえれば、同じ試算でお返しします。

次は、
あなたの店舗で。

提案先の店舗での試算や、3Dの店舗での確かめの相談も受け付けています。

  • 店舗の図面写真と寸法でも
  • スタッフの人数と、混む時間
  • ロボットの使い方料理だけ・下げ膳にも など
自店・提案先の条件で試算を相談する