4コママンガ一覧
MANGA EP124ハコブくん2026/10/31
夜の病棟で、大城さんが注射薬をハコブくんの引き出しに入れようとしている
画面が赤い枠に変わったハコブくんが、注射薬を運べないと断っている
戸惑う大城さんの横で、壁に麻薬は看護師が手で運ぶという掲示がある
注射薬をポケットに入れた大城さんが、ハコブくんと並んで廊下を歩いている

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運ばない物を、先に決めておく

■ ロボットの引き出しは、金庫の代わりにならない
大城さんは、薬剤部の金庫から出したばかりの麻薬の注射薬を、ハコブくんの引き出しに入れようとした。ハコブくんの画面は赤い枠に変わり、「コノ薬ハ、運ベマセン」と返す。引き出しは閉まるが、金庫ではない。途中で誰が開けたかも残らない。運ぶ物によっては、保管しているときより運ぶ途中のほうが守りが手薄になる。

■ 麻薬は、運ぶ間も鍵と記録が要る
病院の麻薬は、鍵のかかる堅固な設備にしまい、出し入れを帳簿に記録する決まりがある。金庫から病室までの廊下も、その決まりの外にはならない。途中で開けた人がいたら分かるのか。なくなったら誰の責任になるのか。ここが決まらないまま運べば、薬は届いても、管理の記録が途中で途切れてしまう。

■ 結論:運ばない物を、先に決めておく
大城さんは注射薬を自分のポケットに入れ、ハコブくんと並んで歩き出した。「じゃあ、あんたはそれ以外を全部ね」。点滴やシーツ、検体はロボットが運び、麻薬は看護師が手で運ぶ。運べる物を増やすことだけが導入ではない。決まりが整うまで外す物をはっきりさせると、残りの搬送は安心して任せられる。
何を運ばないかが決まって、はじめて残りを安心して頼めるようになる。