毎朝同じ時刻に詰まる廊下
■ 毎朝同じ時刻に、同じ場所で止まっていた
朝の交代の時間、ナースステーション前の廊下で、大城さんと高杉さんが記録を広げて申し送りをしている。そこへハコブくんがやって来て、通りますと告げる。2人がよけても、すぐ先にワゴンが並んでいて、ハコブくんは動けない。この時間は、毎朝こうなるのよ。ハコブくんも認める。毎朝、ここで止まっています。
■ 病院には、毎日決まって混む時刻がある
病院に搬送ロボットを入れた事例の報告では、大きな技術的な問題はなかったが、シフト交代の時間に廊下で詰まったことが挙げられている。交代、回診、配膳、検体の回収。病院の一日は、人とワゴンがどこに集まるかが毎日ほぼ同じ時刻表で動いている。ロボットの予定がその時刻表を知らなければ、毎朝同じ場所で同じように詰まる。
■ 結論:ロボットの予定は、病院の時刻表を入れて組む
白石さんは、ハコブくんの予定表に交代の時間を書き入れた。その時間は別の廊下を通り、ステーションの前は交代のあとに回す。走る道だけでなく、走る時刻も現場に合わせる。
混む時刻を知っているロボットは、毎朝同じ所で止まらない。