知らせる時機は、相手の手のふさがり具合で選ぶ
■ 届いたことを、届けたかっただけ
ナースステーションで、大城さんが田中先生と電話で話しながらメモを取っている。そこへハコブくんが着いた。オ薬ガ、届キマシタ!受ケ取リヲ、オ願イシマス!大城さんは受話器を押さえて、今電話中なの見えない?もう一度頼むハコブくんに、電話の向こうの先生まで、え、何?
■ 割り込みは、仕事を止める
病院のロボットの研究を紹介した記事では、電話中の職員に搬送ロボットが到着を告げ、強い言葉を返された話が紹介されている。病院でのロボットの研究(ウィスコンシン大学)では、内科系の病棟ほど仕事の割り込みに厳しいことも分かっている。知らせること自体は正しい。困るのは、知らせる時機だ。
■ 結論:相手の手がふさがっていたら、横で待つ
ハコブくんは、相手が電話中なら声を出さずに横で待つようになった。急ぎの薬だけは、担当の端末を鳴らす。電話ガ終ワルマデ、待チマシタ。大城さんは、待っててくれて、ありがと、と頭をなでた。
何を知らせるかと同じくらい、いつ知らせるかが仕事の一部になる。